やっと横になると、今度は顔に寄ってくる。ボクが仰向けに寝たときの鼻の高さが、フーが立っているときの鼻の高さと同じなので、くっつけて来る。邪魔くさいので嫌いなのだが、フーは意外としつこい。そして、顔を避けたり、フーを手でどかしたりしていると、今度は手を舐めはじめる。息子が「犬は年よりの味が好きなんだよ。」と云っていたが、どうもそのようで、ボクの手ばかり舐める。舐めるのもしつこいので、適当なところでやめさせる。
そのうちボクは寝てしまうのだが、「寝てから、あなたの鼻にフーが鼻をくっつけたりしてるよ。そうすると、邪魔そうに横向いたりしてる。」と、妻が云う。そんなことぜんぜん知らなかった。
でも、まぁいいや。