ばってんきつねの小部屋

ロックと酒とたまに自転車とフレアの思い出

アーント・サリー

出演バンドを全然知らずに、京大西部講堂のライブに行った。
インディーズのバンドばかりのライブで、確か5~6バンドが出演したと思う。
会場はけっこう一杯で、友だちとボクは後ろの方の畳が積み重ねられたところに座って見てた。
そのうち、ベレー帽を被ったなんかかわいらしい女の子のボーカルと男の子みたいに元気な女の子のギター、そこに男のドラムとベースが登場して、いきなりやりだした。
見たこともないからバンド名も知らない。やっている曲も知らない。
「面白いバンドだなぁ~。」と友だちと感心しながら帰ったのを覚えている。
そんなことがあってから3カ月くらい経った頃に阿木さん編集の「、ミュージック・マガジン」になんか見たことあるような女の子のジャケットのアルバムが発売されるというのが載っていた。
どう考えても、京大西部講堂のあのバンドだ。
阿木さんが設立したVanityレコードからの発売だそうだ。このレーベル3枚目のアルバムだ。1枚目はDADAの「浄」。残念ながらDADAはライブしか見たことがなくて、レコードは持っていないんだなぁ。
そんなことは置いといて、とってもスリリングなアルバムだった。
なのに、コジマ録音への支払いでもめて、コジマ録音はサイドプレスして発売したりした
 
いわくつきなのだ。
といっても、ボクは関係ないけど。
CD化した時には、ついつい買ってしまった。あのボーナストラックというのもうまい売り方です。
ボーカルの子の名前はPhew。ソロ一発目は、コニー・プランクがプロデュースして、ホルガー・チューカイが参加した。
イメージ 1
 
本当は、「アーント・サリー」か「すべて売り物」または「かがみ」を載せたかったんですが、ライブ映像が少ないので無理でした。