ばってんきつねの小部屋

ロックと酒とたまに自転車とフレアの思い出

渡辺貞夫と山下洋輔at野音

楽しみにしていた野音。居ても立ってもいられず、9時30分には友だちのミチヒコちゃんと三ノ輪に居た。なんでかっていうと、都電に乗りたいから。一日乗車券を買ってやるきまんまんなのだ。が、昼食を巣鴨の中華屋で、レバニラ定食と回鍋肉定食をつまみにビールを飲み、甘味処であずき氷を食べたら、のういいやと云うことで、お茶の水へ。「銭形平次碑」を見て、4時過ぎに有楽町のガード下へ。時間までホッピーを飲んで、5時20分ビールとつまみをコンビニで買って会場へ。
5時30分開演。まずは山下洋輔の部。ピアノ+ベース+ドラムのトリオ。続いて寺久保エレナが加わったカルテット。エレナに代わって菊地成好とのカルテット。菊地が入ると俄然、山下洋輔らしくなる。最後は、2ホーンの山下洋輔スペシャクインテットで1時間の演奏を締めた。
20分ほどステージ交換のための休憩が入り、渡辺貞夫が登場。さすがナベサダ、初っ端から安定したノリのいい演奏が始まる。ミチヒコちゃんも満足のようだ。が、ここでゲリラ豪雨。しかも雷のおまけつき。合羽を着て聴き続ける。ステージ上は雨が吹き込みもう大変。それでも演奏は止まない。雨は止んでほしいのに・・・。で、1時間の演奏が終わった。
ここで、ボクは祈ったのだ。「山下洋輔と一緒にやってくれ!」って。
そしたらなんと、山下洋輔スペシャクインテットが再登場(ドラムは同じ人)。あ~、目の前で、渡辺貞夫山下洋輔が一緒に演奏している。こんな風景を見られるなんて今まで想像もしていなかった。ピアノは二人で連弾。めちゃくちゃ楽しそうな山下洋輔。ホーンも3本。ナベサダも楽しそうだ。降りやまない豪雨の中で歴史に残る演奏が終わった。
ビショビショになったけど興奮の方が強かった。
帰りに北千住で「セシル・テーラー 山下洋輔 デュオ・コンサート」の時に同じミチヒコちゃんと寄ったチェーン店で飲んで帰った。
渡辺貞夫も「楽しかったね。」とフェイスブックで云ってました。
ちなみに、隅田川の花火大会は7時30分過ぎに中止。朝日新聞に「野外ライブ75人体調不良」って書いてあったので、「昨日の野音で?」と思っていたら、アイドルグループ「NEWS」だってさ。「おじさんたちは朝から夜まで元気なのに、若者はダメだなぁ。」と妻が嘆いておりました。
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右側の小さいのが八五郎の碑。
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とりあえずホッピー。
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最後はロンドンタイプのパブ。