ばってんきつねの小部屋

ロックと酒とたまに自転車とフレアの思い出

"L"のアルバムを連続で

叔父さんの葬式が千葉であり、電車でそれなりに時間もかかるので、MPー3プレーヤーにアルバムごと落として聴きながら行った

ボクが学生の頃、ちょうど叔父さん夫婦が大阪の梅田に住んでて、その頃子どもがいなかったので何かにつけて呼んでくれて、ご馳走になってた

マンションまで行き方分からないので阪急梅田駅で叔父さんと待ち合わせたのに時間になっても来ないので、携帯電話のない時代なので、マンションに電話したら叔母さんが出たのでその旨伝えると『迎えにいったよ』と

少し待ってたら叔父さん登場

『そんな恰好してるから声かけるの悩んでた。帰っちゃおうかと思ったんだ』なんてことを言う

たしか、この時着てたのは米軍放出品のシルクのキルティングのインナーが付いたパーカーだったけど、あなたのお兄さんに貰った服なんですよ~

奈良の遊園地にスクリューコースターが出来たから行こうってんで、行ったら叔父さんも叔母さんも乗ろうとしない

『乗らないの?』

『こんな怖いの乗れないわ』

『俺も嫌だよ』

『じゃ、ボクもいいよ』

『ばってんは乗ってこなきゃダメだよ』

『なんで?』

『乗った感想を聞かせてほしいから』

『・・・』

しょうがないから乗りましたよ、一人で

さみしー

もちろん『怖かったよー』と伝えました

『乗らなくて良かった』って叔母さん喜んでました

ある時は、10日間くらい泊まってたので、

『そろそろ帰ろうかな』

『どうして?もう少しいなさいよ』

『学校も行かなきゃなんないし・・・』

『え~、そうなの?』

って、叔母さん止めるけど、いくら毎日が日曜日のボクでも一応学生だし・・・

叔父さんコーヒー好きで、四条河原町で会ったときは、200mも歩くと喫茶店に入ってコーヒーを飲む

ボクはその頃コーヒーを飲まなかったので、ミルクやグレープフルーツジュースを飲んだりしてた

4軒目くらいでパフェを頼んだら『ばってんは女の子みたいなのを頼むんだな』なんて言う

まぁそうかも知れないけど

嵐山で一緒に屋形船に乗ったりもしたなぁ~

そんな叔母さんも叔父さんも亡くなっちゃった

そういうお世話になった叔父さんのお葬式に行く時に聴いたのは、キング・クリムゾンの"LIZARD"でスタート

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収録曲

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このアルバムって、いろいろあった頃で、アルバム自体あまり認められてないけど、ボクは好きなのだ

続けて、ツェッペリンの1st"LED ZEPPELLIN”

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裏ジャケ
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ハードロックといえばなんといっても暑苦しい感じだけど、ツェッペリンって意外とそうでもなかったりしてね。カッコいいんだよね。

式も終わり、帰りには、グレイトフル・デッドの"LIVE/DEAD"

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裏ジャケ
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DEADって書いてあったんだね

年代を感じるなぁ~
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収録曲

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アメリカを代表するロックというかアメリカ以外じゃ考えられないようなバンドだね

で、到着前にはマル・ウォルドロンの"LEFT ALONE"

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収録曲

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タイトル曲はジャズが嫌いな人でも、テレビなんかで聴いたことがあると思うよ

これを聴いて帰宅した

叔父さんバイバイ